今回は学生時代に友人と二人で行った南米周遊旅行について書こうと思います。
細かな情報は覚えていませんが、物理的に行くことは可能なプランなので参考になればと思います。
今回はボリビア編です。ボリビアにはアルゼンチンから入りました。
その他の国については下を見てください。
ブラジル
南米周遊 ~ブラジル編~ - torianon201’s blog
アルゼンチン
南米周遊 ~アルゼンチン編~ - torianon201’s blog
ペルー
南米周遊 ~ペルー編~ - torianon201’s blog
スケジュール in ボリビア
1日目
・ビリャソン
2日目
・ビリャソン⇒ウユニ(バス:10時間)
3,4,5日目
・ウユニ
6日目
・ウユニ⇒ラパス(飛行機:1時間)
・ラパス
7日目
・ラパス⇒プーノ[ペルー](バス:8時間)
1日目:ビリャソン
アルゼンチンのラ・キアカから歩いてボリビアに入国しました。
当初の予定ではガイドブックに載っているように電車でウユニへ向かう予定でした。ただ、いくら探しても砂に埋まった線路だけで駅が見つかりません。そのうえ田舎の為、英語もまったく通じませんでした。
そんな中、スマホに入れたスペイン語の日常会話のアプリだけを頼りに地元の人からなんとか情報を聞き出すと、どうも電車は廃止されているようでした。
そこで、計画を変えバスで行けないかバスターミナルでバスを探すとウユニ行きのバスがありました!
しかし、そう簡単に予約させてもらえません。
「ウユニまで2人」と窓口でジェスチャーを交えて伝えても絶対に「マニャーナ?」と言われます。私たちが行きたいのは”マニャーナ”ではなく”ウユニ”ですので、「No マニャーナ. ウユニ!」と何度も攻防しました。15分ほど同じやり取りをしましたが全く前に進まず、
・ウユニ行きのバスなんて無いのでは?
・ウユニのことを現地ではマニャーナと呼ぶのでは?
・ウユニに行くためにはマニャーナで乗り換えが必要なのでは?
と色々考えました。
当時、海外用のWifiもそれほど普及しておらず、無料Wifiが飛んでいるところでしかスマホが使えなかったので、バスターミナル付近のネットカフェに行き、日本語非対応の中”マニャーナ”について調べたりもしましたが、何もヒントが得られませんでした。
そんなこんなで2時間ほど経過して、半分諦めながらスマホに入れたスペイン語日常会話のアプリをボーっと見ていた時、
「また明日!」=「Hasta mañana. ハスタ マニャーナ」というセンテンスが目に飛び込んできました。 「マニャーナ=明日」か!
二十数年間の人生で一番興奮した瞬間だったかもしれません(笑)
ようやくマニャーナの意味もわかり、無事に翌日のバスを予約することができました。
2日目:ビリャソン⇒ウユニ(バス:10時間)
苦労して予約したバスでウユニまで。google mapでは4時間半となっていますが、実際には10時間かかりました。しかもずっと舗装されていない道です。かなり覚悟が必要です。
途中で何回か休憩がありあります。どこもいかにも”アンデス”って感じの砂っぽいところです。
10時間後ようやくウユニに到着です。ウユニは思ったよりも都会でした。
ウユニに着いたらまずは翌朝のウユニ塩湖へのツアーの予約をしました。
・ツアーには早朝に出て朝日&日中
・夕方に出て夕日&夜空
の2パターンがあります。
ツアー詳細は多くの方が紹介されていますのでそちらをご覧ください。
3,4,5日目:ウユニ
ウユニ塩湖の綺麗な鏡張りを見るためには天気の条件もそろう必要があるので、ウユニには少し長め(4泊)に滞在しました。実際は前日天気に恵まれましたので、2泊くらいで十分でした。
ウユニ塩湖(朝)
ウユニ塩湖については数多くのサイトで紹介されていますので、よく撮れた写真を数枚載せておきます。
ウユニ塩湖(夜)
ウユニの街
観光地だけあって場所の割には栄えていた印象です。大通りはこんな感じで、少し入ると商店街みたいなところがいくつもありました。
制服を着た学生も沢山います。
おばちゃんが何かわからない肉を焼いている屋台もあります。実際に食べましたが結構おいしかったです。
中心部から少し外れたところには公園があり、その公園の遊具が規格外に大きいです(笑)
この公園にいた中学生くらいの女の子二人にブランコでやる靴飛ばしを教えてきたので、今頃ボリビアで流行っている頃かと思います。
6日目:ウユニ⇒ラパス(飛行機:1時間)
ウユニを早朝に出てボリビア最大の都市ラパスへ飛行機で向かいます。当時は直行便があって1時間の移動時間でしたが、現在は1回の乗り換えが必要みたいです。
ウユニの空港は荒野の中にポツンとあります。
ラパスの街
ラパスのインテルナシオナル・エル・アルト空港に着いたら街の中心部までタクシーで移動です。
ラパスは街全体がすり鉢状になっており中心部が一番低くなっています。空港はすり鉢の外に位置していますので町の中心に向かう途中の景色はこんな感じです。タクシーの運転手がいい人で写真を撮るために止まってくれました。
下から見るとこんな感じです。ここで生活すると足腰がかなり鍛えられそうです。
すり鉢の最低面の中心部はかなり都会です。ラパスは標高3,800mと富士山よりも高いところにあります。私たちはなんともありませんでしたが、行っただけで高山病になる人もいるそうです。
サッカーに混ぜてもらおうかと思いましたが、絶対に高山病になると思いやめました(笑)
私たちが行った2013年にはまだ建設途中でしたが、街の交通の便の向上のため2014年にロープウェイが稼働し始めたそうです。これにより渋滞の緩和になっているそうです。
ボリビア・ラパスの新しい交通機関ロープウェイ(Mi Teleférico)乗り方ガイド(路線図、料金、切符の買い方、観光スポット) | ロコタビ
街がすり鉢状になっているため、夜景も360度見渡すことができます。「Mirador Killi Killi」という広場が夜景スポットとして有名です。
この周辺は治安が悪いので、街の中心部からはタクシーで行くようにしましょう。
ラパスの余談
ラパスの街中で中学生くらいの女の子2人に声をかけられました。人違いかと思いましたが、その娘たちはすごい嬉しそうに鞄からノートを取り出して見せてくれました。
中にはジャニーズの写真の切り抜きが沢山貼ってあり、特に嵐が好きとすごい興奮して教えてくれ、最後には一緒に写真を撮ってほしいとお願いもされました。(笑)
日本人というだけでモテモテです(笑)
7日目:ラパス⇒プーノ[ペルー](バス:8時間)
ラパスからバスで移動して国境を越えてペルーへ入りました。
バスで移動している途中、湖の脇に止まり降りてボートに乗るように指示されました。
橋が架かっていないのでボートで対岸まで渡って、対岸からは別のバスに乗るものだと思っていたところ、なんと後ろからバスもボートに乗ってきました。
この辺りは緑もあり、リャマ?アルパカ?も道に寝ているなど、とてものどかな感じでした。
湖を渡ってからまたバスで少し進むとペルーとの国境です。いったんバスから降りてボリビア側で出国手続きをします。
ここをくぐるとペルーへ入国です。
次回はペルー編です!