Excel VBA(マクロ)を使用してWebスクレイピングの事前準備 -Google Chrome-
ExcelのVBA(マクロ)機能を使用して、Webスクレイピング(ブラウザ:Google Crome)するための事前準備です。
VBAすら触ったことがないまったくの素人状態から、挑戦しました。
色々なインターネットのページを少しずつ参考にしながら、とても苦労してやっとできました。
Webスクレイピングとは
web上にある情報を抽出するコンピュータソフトウェアの技術で、目でWeb上の情報を確認して、コピーしてExcelなどのファイルに貼り付け といった人の手で行っている作業をコンピュータに自動でやらせることができます。
Selenium
ブラウザを外部(VBA)から操作するための仕組みや情報が必要です。その必要な情報が入ったものをLibraryと呼ぶそうで、ネット上に色々なLibraryがあるみたいです。
それら沢山のLibraryの中から今回はseleniumというものを使用します。
事前設定
手順①Selenium Basicのインストール
Selenium Basicのページからダウンロードします。
https://florentbr.github.io/SeleniumBasic/
手順②ChromeDriverの更新
Selenium Basicがインストールされたフォルダにあるchrome driverを最新のものに更新する必要があります。
【Chromeのバージョンの確認方法】
chromeページの右上の「・・・」⇒ ヘルプ ⇒ Google Chromeについてをクリックすると最新のバージョンが確認できます。
Chrome Driverのインストールページから最新のものをインストールして、フォルダ内にある古いバージョンのDriverと置き換えてください。
https://chromedriver.chromium.org/downloads
手順③参照可能なライブラリに「Selenium Type Library」を追加
ExcelのVisual Basicを開き「ツール」⇒「参照設定」をクリックし、「Selenium Type Library」にチェックを入れて「OK」をクリックしてください。
以上で事前準備は終了です。