2022年11月。
徳山ダムは貯水量日本一のダムです。
紅葉が始まりかけた山とダムとの調和がいい感じです。
貯水量日本一のダム湖。
ダムカードの入手方法
ダムカードはダム横の管理事務所で貰うことができます。入り口の自動ドアを入ると担当の人が座っていて、カードを渡してくれます。
≪営業時間≫
9:00~17:00(土日祝日含む)
≪駐車場≫
沢山停められます。一種の観光地化されており、沢山の人が来ていました。
≪トイレ≫
管理事務所の横にあります。
徳山ダムのスペック
型式 :ロックフィルダム
ゲート:ラジアルゲート×4門
オリフィスラジアルゲート×2門
堤高 :161m
堤長 :427m
総貯水容量:6億6,000万㎡
完成:2008年
徳山会館
徳山ダム建設にあたり、徳山村という村がダムに沈んでしまったそうで、その徳山村の村民の皆さんが集える場所として建てられた徳山会館というところがダムから車で5分程上流にあります。
中にはレストランもあります。
行楽シーズンということもあり、結構沢山の人が来ており、特に年配の方々や、自転車やバイクで来ている人がとても多かったです。
外から屋上にも上がることができます。屋上からはダム湖が一望できます。会館の裏は広場になっており、ベンチもいくつかあるので、そこでお弁当を食べている方もいました。
また、屋上には徳山村の情報も貼られています。沈む直前には約1,500人の方が暮らしていたそうです。
この複数ある地区のうち左上の「門入(かどいり)」という地区だけが、標高が高かったため、ダムに沈まず残っています。
しかし、その地区へ行く道はすべてダムに沈んでしまったため、その地区へはボートを使ってしか行くことができないそうで、交通困難地域といって日本郵便が郵便の配達が困難な地域として指定しています。
そんな状態でも今も何人かの方がその地区で暮らしているというので驚きです。
日本にもまだそんな秘境があったとは・・・
小学校は平成18年(2006年)までは完全に沈まずに湖面から姿が見えていたそうです。
ほんの15年前まで姿が見えていたということなので、早くこの情報を知っていれば見に行ったのにと悔やまれます。