今回は2021年12月に行った岐阜県下呂市の”筋骨めぐり”について書こうと思います。
筋骨とは?
筋骨とは岐阜県飛騨地方の言葉で「せまい路地」を指す言葉だそうです。この言葉の通り、江戸時代に宿場町として栄えた当時の面影を残す、細く入り組んだ迷路のような道が、家と家の隙間にいまだ存在しており、下呂市金山町の観光名所の一つになっており、観光協会ではガイドも行っているそうです。
※予約制、300円/人で1時間半のガイド。
また、”筋骨”は2022年になってから”、CBCテレビで放送中の「道との遭遇」という番組でも取り上げられており、知名度も徐々に上がってきていると思います。
筋骨への行き方
筋骨は昔ながらの民家が建ち並ぶ住宅街の中にありますので、車を停める場所はありませんので、徒歩5分程度のところにある、「飛山ドライブイン」という道の駅のようなところに車を停めて歩いていくのがいいと思います。駐車場はかなり広く、何台でも停められます。
また「飛山ドライブイン」と「JR飛騨金山駅」の2か所で筋骨巡りマップも貰えます。筋骨は細く見つけづらい道ですので、マップは必須だと思います。
車が通れる車道を歩いていると、民家と民家の間に細い道があります。ここが筋骨の入り口です。公に観光地としてアピールされているから入れますが、そうでなければ地元の方以外はかなり入りづらい(完全に生活道路なので、周囲の目が気になって)道です。
階段を下りてから上を見上げると、隠れ家的なところに入った感じでちょっとワクワクします。
筋骨の中に入ると、幅1m弱くらいの道が広がっています。
屈まないと通れないようなところもあります。
水場もあり、きれいに保たれていることから、今も現役で地元の方の生活用水として使用されているのだと思います。
観光協会のガイドは必要?
筋骨が”迷路のように張り巡っている”というほど、道の数は多くなく、正直迷路というほどでもありません。すべての道をざっと見る程度であれば、15分程度あれば十分かと思います。
それに対して、ガイドの所要時間は1時間半と設定されており、個人的には必要以上に長いのでは?と思います。
ただ、歴史的な説明や、現在使われ方など地元の方でないと知りえない説明もしていただけるはずですので、そういったところに興味がある方はガイドを申し込んでみてもいいのではないかと思います。