今回は2018年10月に名古屋発で1泊2日で行った能登半島一周ツーリングの記録です。
急に思い立って無計画でホテルの予約もせずに出発しました。
1日目:名古屋⇒七尾市
1日目はずっと下道を走り続け、結果的に七尾市まで行くことができました。
忍者ハットリくんのからくり時計
途中の休憩中に石川県の観光地を検索していたところ、たまたまハットリくんのからくり時計があることを知りましたので見に行きました。
「忍者ハットリくん」の作者である藤子不二雄Aさんが石川県氷見市出身ということで作られたからくり時計で、平日は毎正時、土日は30分毎にハットリくんのキャラクターたちが水を噴射しながら動きます。
比較的簡単な動きですが、30分毎ということもあり比較的いつでも見れるので、もし近くに行く機会があれば一度は見に行く価値あるかな と思います。
注意点として、駐車場はありません。私はバイクでしたので路肩に停めることができましたが、車で行かれる方は駐車場所の検討が必要です。
道の駅氷見
その後、ハットリくんのからくり時計から少し北上したところにある道の駅にも寄りました。
道の駅横の広場にはかなり立派な展望台があります。
景色は、うん。。まぁまぁですね。
その後は海岸沿いの国道160号を走って北上しました。
日も落ちてきたので休憩しながら宿を探し、七尾市内のビジネスホテルに宿泊することにしました。
2日目:能登半島一周⇒名古屋
2日目はいよいよ能登半島一周です。可能な限り海岸沿いを通り、昨晩調べた気になるところを回りました。
・見附島
・珠洲岬(青の洞窟)
・奥能登塩田村
・白米千枚田
・世界一長いベンチ
見附島
能登半島の根本付近には興味のあるところがなかったので、初めから半島の先端付近まで行ってしまいました。
見附島はその形から別名「軍艦島」と呼ばれ、能登半島のシンボルとのことです。見附島越しに見る朝日がおすすめとのことでしたが、さすがにそんなに早起きはしたくなかったので諦めたのですが、実際に行ってみて朝日を想像すると、頑張って早起きしても良かったかなと思えました。
見附島から更に先端に向かう途中、興味深い廃駅がありました。旧のと鉄道の蛸島駅だそうです。のと鉄道は穴水駅から蛸島駅を結んでいたローカル鉄道で2005年に廃線になったそうです。この蛸島駅だけではなく多くの駅舎が廃れながらも形を残しているようです。
自動販売機も稼働しているのか怪しいです。
「新札は使えません」とありますが、いつの時点の新札なのでしょう??(笑)
珠洲岬
能登半島のほぼ先端です。
有料エリアと無料エリアに分かれていて、こちらは無料エリアのちょっとした広場です。日本海の風の強さを物語る木がありました。強風に毎日吹かれているとこんな風に成長するんですね。
こちらは無料エリアから見た有料エリアです。1,500円で写真の展望台?と青の洞窟に入ることができます。
私はその二つに特に魅力を感じなかったので入りませんでした。
下の建物はランプの宿という旅館らしいです。調べてみると1泊10万円程する高級旅館でした。
塩田
日本で唯一の揚浜式の塩田とのことです。塩田と呼ばれる砂地に海水をまき、砂を乾燥させた後に、砂に付着した塩を海水で流し取り、濃度が非常に濃くなった海水を加熱することで塩を作っているそうです。
昨年、日本テレビの「満天☆青空レストラン」でもこの塩田が取り上げられていました。塩田の横には資料館があり、塩の作り方を学ぶことができ、ちょっとしたお土産も売っています。
白米千枚田
日本の棚田百選にも選ばれている白米千枚田です。大型バスも何台か止まっており、能登半島の観光地としてはメインどころなのではないかと思います。
だいたい棚田は山の中にあるので、この様に海と棚田をセットで見られる所は貴重じゃないかなと思います。
秋の稲穂が綺麗な時期にも行ってみたいですね。
世界一長いベンチ
最後は全長460.9mの世界一長いベンチです。1989年にギネスブックにも認定されているそうです。
これだけ長いベンチに誰も座っていないのはなんか寂しいですね。
ベンチをあとにして名古屋までの帰りは高速で帰ってきました。
思ったよりも楽しめたのと同時に、能登半島の先端部分の田舎具合も想像以上で、今回は海沿いだけでしたが、いつかは内陸部も色々探検したくなりました。