今日は2019年9月に3泊4日でバイク(CBR1000RR)で行った四国一周ツーリングについて書きたいと思います。
日程
1日目:名古屋~高知(四万十町)
2日目:高知~愛媛(松山市)
3日目:愛媛~徳島~香川(高松市)
4日目:香川~名古屋
後編は↓ページで!
ツーリング ~名古屋発 四国一周 3泊4日 (後編)~ - torianon201’s blog
1日目:名古屋~高知(四万十市)
≪走行距離:約550km≫
遠いところから攻めてこようと思い、まずは一番南端を目指しました。バイク旅は往路は楽しいですが、復路は疲労との戦いなので復路の距離をできるだけ短くする作戦です。
しかし、ざっくりと500km越えノンストップで約6.5時間とかなりハード。ここまで行くかどうか迷いましたが、後の日程を楽にするためにも頑張る決意をし、宿を予約!
当日の朝は7時に出発。ノンストップだと14時着ですが、ノンストップはありえないので、16~17時着を目標に出ました。
淡路島辺りまでは気持ちよく走れましたが、四国に入ってからが長いこと、長いこと。。。加えて、雨も降りだすわ。。。 ほんとに心が折れそうでしたが何とか18:00頃到着。目標よりは少し遅くなりましたが、なんとか暗くなる前には宿に到着しました。
宿は「Ekimaehouse SAMARU」というゲストハウス。新しく綺麗な雰囲気だったのでここに決めました。
平日ということもありお客さんは私を含め3人とのことで、8人部屋を一人で使わせてもらいました。広くて綺麗!こんなところを一人で使わせてもらったので、誰にも気を遣わずに熟睡できました!
共有スペースも本、漫画、ハンモックとくつろぎグッズが充実していましたが、疲れ切っていましたので一切使わずにすぐ寝てしまいました(笑)
時間がある時にゆっくり泊まりたい感じですね。
素泊まりだったので、夕飯は外に食べに行きました。宿のオーナーさんに何件か紹介していただき、歩いて5分ほどのところにあるたこ焼き屋さん「いちかわ」に行きました。
こちらもお客さんは私一人でしたので、お店のお母さんと色々なお話ができてとても楽しかったです。お母さんはとっても気さくで明るくて話しやすかったです。
このお店は、近くにある中学校、高校に通う学生が学校帰りに気軽に食べられるお店を作りたいという思いで始められたそうです。
ただ、近くの四万十高校の生徒数は減る一方なので、いつまで存続できるかわからないような状況とのことで、高校が無くなったらこのお店も終わりかなぁと寂しそうでした。
私の地元も高校がどんどん合併して無くなっているのですが、やっぱりどこでも同じような問題がありますね。。。
途中から旦那さんも話に加わりとても楽しい夕食になりました。
また、帰りにはたこ焼き1パックをお土産にサービスしてくれました!
お店を出た後は宿と反対側に少し歩いたところにある「大正フード」という小さなスーパーで翌日の朝食を買い、宿へ戻りました。
2日目:高知~愛媛(松山市)
≪走行距離≫ 約320km
新幹線
四国に新幹線が走っていること知っていますか??
JR四国の予土線に1両編成の新幹線が1日数本走っているんです!
≪時刻表≫
鉄道ホビートレイン | Yodosen Fun Fun Trains
私は全く知らなかったのですが、宿のオーナーさんから話を聞き、せっかくなので撮り鉄となって写真に収めました!
6:04宇和島発で、宿の近くの7:30頃に新幹線が通過する場所で撮影しましたので、7時には宿を出ました。
場所もオーナーからおすすめスポットを教えて頂きました。(赤丸のあたり)
田んぼや畑の隙間の小道(土佐大正駅方面から行くと左手側)を少し上がると、線路をまたぐ歩道橋のような道があります。私はこの上から撮影しました!
小道はよく見ないと見逃してしますような細い道ですので、ゆっくり進みましょう。
沈下橋
四万十へ行った一番の目的である沈下橋巡り。沈下橋とは河川の水量が増水した際にあえて橋を川に沈ませるように設計されている橋です。沈むことが前提に設計されているため、橋の高さも低く川に沈んだ際の水の抵抗を減らすために橋には柵がありません。水量が豊富な河川が多い高知ならではのアイデア橋ですね。
四万十町から四万十川沿いを走って四万十市中心部まで行く間に、沢山の沈下橋があります。 63km(約1時間30分)
有名どころはいろんなサイトで紹介されているので、ここでは個人的に気に入った2つを紹介します。
1つ目は茅吹手沈下橋(新谷橋)です。
大きな道から少し外れたところにひっそりとある小さな沈下橋です。早朝で人気もなく、とても静かで且つ朝霧も相まって神秘的な感じでした。
2つ目は第一三島沈下橋です。
こちらは沈下橋と鉄橋が並行して走っており、それを少し高めの道路から俯瞰して見られます。四万十川の綺麗さ、辺りの自然の雄大さも含めて絶景と言っていいでしょう!
四国最南端 足摺岬
続いて、四国最南端「足摺岬」です。四万十市からなるべく海沿いを且つ短いコースを選択。 45km(約1時間)
雲一つない晴天でめちゃくちゃ綺麗でした。金曜日でしたが観光客もかなり多く、駐車場はかなり混雑していました。バイクなのですっと入れましたが、車は駐車場の空き待ちも何台かいました。
四国カルスト
続いては高知⇒愛媛に抜けながら四国カルスト!
カルスト台地とは??
カルスト台地とは石灰岩のような水に溶解しやすい岩によって構成された土地が、雨水などによって浸食されてできた場所のことです。
四国カルストは日本三大カルストのうちの一つです。ちなみにあとの二つは秋吉台(山口県)、平尾台(福岡県)です。
足摺岬からは140km(約3時間)の道のりでした。
四国カルストは「天狗高原」から県道383号線を西に向かうと辺り一面にカルスト台地が広がっています。天狗高原にはお土産物屋さんもあり、観光地として確立されているようでした。
また、私が行ったときには風はほとんどなかったのですが、風力発電の風車も多く立っていたので、風が強い場所なんだと思います。
ここで、カルストの絶景を見ながら本日の宿探し。1日目の宿は出発前に予約していきましたが、2日目以降は進度に合わせて泊まる場所を決めようと思っていたので、宿は予約していませんでした。
2日間で700km超えの疲労も溜まってきていましたので、愛媛と言えば道後温泉! ということで、道後温泉近くの松山市の「ゲストハウス Rich heart」さんを予約。なんと建物の1階がガレージになっているとのことなので、即決でした!
夕方、Rich heartさんに到着すると、想像以上に大きなガレージが。他にも何台もバイクが停まっていましたので、バイクで旅をされている方には人気の宿なのかもしれません。
オーナーは若い女性の方で、とても気さくに話しかけて頂き色々お話しさせて頂きました。次の日のルートが未定だと伝えると、オーナーさんも一緒にルートを考えてくれるなど、とても親切な方でした!翌日におすすめされた徳島のラーメン屋に行きましたがとてもおいしかったです!
道後温泉
宿から道後温泉へは路面電車で向かいます。宿から駅まで10分程度歩き、更に路面電車で10分。
道後温泉は日本三古湯といわれ、かなり歴史のある温泉で万葉集にも記載があるそうです。夏目漱石の坊ちゃんに描かれていることでも有名ですね!
道後温泉周辺はお土産物屋さんや食べ物屋さんがたくさん並んで「The温泉街」って感じです。このあたりに泊まる方は浴衣のまま温泉街をブラブラしていてとても楽しそうでした。
想像以上に活気があり、日本三名泉の一つである下呂温泉と比較しても、道後温泉の方がかなり栄えています。
まとめ
1日目:名古屋~四万十町へ約550km。ひたすらバイクで走行しただけ。
2日目:四国の新幹線を撮り鉄
沈下橋巡り
四国最南端 足摺岬
四国カルスト横断
四国一周 残りの徳島&香川はまた別で書こうと思います!